世界一周ﾌﾞﾛｸﾞ

ゴビ砂漠ツアーの最後に会った双子の女の子

今日の夕方にゴビ砂漠１週間探検ツアーから戻ってきました。
いやー、すごかった！！
あんなに何も無いトコがあるんですねー！！オーストラリア以上に田舎でした・・・。
あんなトコにも人が住んでるんですねー！！

草原の中にポツンとあるゲルに暮らす家族の用意してくれるゲロリ（ゲルのことね）に
泊めてもらうナイスなツアーで、草原びとと交流してきました。
チビッコを見つけては、折り紙でナンパしてました・・・。
明日からブログにて、旅の様子を紹介していきたいと思います。

そーいえば、ウランバートルで暴動があったそうです・・・。
先週末に行われた選挙で不正があったのではとデモが起こり暴動に発展したそうです。
僕らはゴビ砂漠にいたので、まったく無事です。
心配おかけしました！！

今はウランバートルのネットカフェで、小便を我慢しながらブログ書いてます。
夜間外出禁止令が出てるようなので、早めに帰りたいと思いますが、たまったメールとブログ記事、写真整理に追われて、ギリギリまでかかりそうです・・・。

そーいやー、モンゴル名物の馬乳酒飲んでません・・・。
ドコに言っても見かけませんが・・・。
明日、ウランバートルを出て、北京に戻るので、馬乳酒飲めなさそうです・・・。
ラクダ乳酒なら、砂漠のゲルで飲んだんですが・・・。

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ナゾの電話屋

６月２５日　ウランバトりました
中国ビザの切れる６月２５日ギリギリで中国を脱出し、
モンゴルの首都ウランバートルにやってきました。

曇りのせいなのか、なんだか暗い街並み。
色味の無い街、ひび割れた道路、ひび割れた建物、基本的に全てのものにヒビが・・・。
社会主義してました！という街並みが広がる。

うーむむむ・・・、さっさと草原に飛び出そう！！
と、１週間のゴビ砂漠ツアーへ出発！！

ウランバートルの町には、電話屋さんがアチコチにいました。
道端にイスに机、机の上に電話機があるだけという電話屋さん。
電話からは電話線が出てないのですが、喋ってる人がいたので、どこかに繋がっているのでしょう・・・。

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羊飼いの男

６月２７日
モンゴルの首都ウランバートルを出て、ゴビ砂漠へ向かって南へと向かった。
ウランバートルの町を出て、郊外にある空港を通り過ぎると、
すぐに道路の舗装が無くなり、ガタガタの道になってしまった・・・。

しばらく走るとガタガタ道からさらにそれて、草原へ！！
草原では雨が降ると、アチコチに川ができてしまい、小さな流れは小さな谷を作ってしまう。
その小さな谷を、ガッタンっ！！と弾みながら、クルマは進まなければならない・・・。
乗り物に弱い人は無理です・・・。

草原に入るとすぐに、羊飼いのペーターに遭遇！！
いやっほうい！！と飛び降りて、ヤギや羊の写真をパシャパシャ！！
期待通りの展開にテンション上がりまくりっ！！
上半身裸のペーターの後姿は、なかなか勇ましいものでした。


モンゴリ君とお父さん

それから草原を進むこと、９時間・・・、今夜泊めてもらうゲルに到着。
初めてのゲルステイに、これまた大はしゃぎ！！
ウェルカムドリンクは、できたてのヤギか羊の乳のヨーグルト。
羊臭がしました・・・。

ちなみにベッドからも、ゲルからも、枕からも同じ匂いが・・・。

一家総動員でヤギの乳搾り、少年は裸の馬に乗り草原に飛び出していった。
日が暮たれたは８時半頃、完全に暗くなるのは深夜でした。
そして、満天の星空！！
期待した馬乳酒は出ませんでしたが、草原＆砂漠ツアー開幕です！！

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コブがやばいよ・・・。

６月２８日
ウランバートルを出発して、２日目にやってきたのは砂漠の中のゲル。
激しい夕立の中、ずぶ濡れになって「ぼえーっ！！」と吠えるラクダを見て、
とうとう砂漠に来たんだなと実感！！

雨が上がった後に、ラクダをチェック！！
大事なコブがぐんにゃり曲がってましたが、ダイジョブなんでしょうか？！
水分不足かな？

ここでも、馬乳酒ちょーだいっ！！と催促。
しかし、出てきたのはラクダ乳酒でした。
アルコール分はほとんど無くて、ヨーグルトというカンジ。
少し舌にピリピリくるような刺激があり、酸味が爽やかなお酒でした。


砂漠の姉妹

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ラクダに揺られ恐竜ツアー

６月２９日
砂漠の中の集落バヤンザックに宿泊した翌朝、飛び切りいい天気だったので、
ラクダに乗せてもらいました！！

バヤンザックは、世界で最初に恐竜の卵の化石が発掘されたことで有名だそうで、
ゲロリ（ゲルのことね）のお父さんは
「恐竜見せてやるぞ！」
と言っていました。

一緒に参加した日本人５人チームで、ラクダ乗りに挑戦！！
それぞれのラクダが紐でコブを結ばれているので、６匹のラクダが斜めに並んで、
砂漠の中をノシノシとゆっくり進んでいきます。

ちょうど左足のつま先が、ひとつ前のラクダのケツの穴に刺さりそうになる
ポジションにあるので、常に危険と隣り合わせ！
緊張感のあるラクダ乗りとなりました。

ちょっとした丘を越えた後に、足元に転がっていた、ヤギかラクダか牛の骨。
お父さん「恐竜だっ！」
生ビ「ウソつけっ！！」

その後にも、同じような骨が転がってたので、
「お父さん、アレ恐竜？」
って聞いてみると、
お父さん「そうだっ！」
生ビ「ウソつけっ！！」

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どもども。どもも。

モンゴルから中国に戻って以来、サーバーに接続できなくなり、ブログ更新できなくなっていました。
なんとか無事でやってます。

昨日、カザフスタンのかつての首都アルマティにたどり着きました。言葉も文字もわからず、かなりビビってます。
昨日はこの旅で最悪の夜を過ごしました・・・。

７月１４日
ウルムチの国際バスステーションから旅立ちました。
ここにある食堂では、人懐こいオメメくりくりの家族とバスまでの暇つぶしに、こじ風日本語＆英語教室をして過ごしました。
しかし、ウルムチのウイグル女性は美人ぞろいですねー！！

このバスターミナルの時点で、英語は通じないのはもちろん、メイン言語も中国語ではなく、カザフ語だかロシア語になっていました。まったく分かりません・・・。

バスチケットを買ったときには、１８：００出発ね！！ときつく言われていたのに、バスが出たのは１９：３０でした・・・。

乗客は、ほぼカザフ人のようで、ロシア風のでっかいオバちゃんが大声でおしゃべりを続けています。デカくてウルさい！
しかし、ケツがでかい！！
オーストラリアオバちゃんを思い出しますね。
でっかいケツが歩いてるように見えますヨ。
おケツ部分だけで、僕の体重の半分は超えてる気がします。

カザフまでは、二列ベッドの寝台バスなので、横幅は十分です！！
縦は相変わらず微妙に足りませんが・・・。まー、快適です！！
おケツのオバサンたちは、ちゃんとベッドに納まってるのかしら？

ダイジョブのようです。
ケツをしぼませる技でも体得してるのでしょうか？
それほどきつそうでもないようです。

道も快適で、ボーっと外を眺めていると、ふと日本の高速を走っているような錯覚を覚えました・・・。
すれ違うトラック、追い越す車の音がそれっぽい！！
なぜ？！

クラクションです！！
この半年間、クラクション鳴り捲りの国にいたからです。
追い越し、すれ違い時に鳴るけたたましいクラクションの音が無くなっていました。

おケツとクラクションを通して、新しい世界に向かっているんだな！と実感した生ビでした。

バスの同乗客もいい人たちで、言葉はまったく通じませんが、国境での手続き等で、「コージー！こっち！こっち！」と手伝ってくれました。

７月１５日
中国のウルムチから国際寝台バスに乗り、夜の１９：３０（カザフ時間）にアルマティに到着しました。
２６時間かかりました・・・。

バスターミナルの二階にある宿にチェックイン。
文字が読めないので、中に入って聞くまで、ホテルかどうかもわかりません。

６人部屋１０００テンゲ、部屋は改装したばかりのようで、綺麗ですが、ベッドは汚れていて穴が開いてました。
先客はカザフ人のおじさん二人。
この後、次々におじさんが入ってきて、６人埋まってしまいました。

最初にいたオジサンのうちの一人が最悪でした。
最悪のルームメイトでした・・・。

人懐こくおしゃべり好きなようで、カザフ語しかしゃべれないのに、ずーっと話しかけてきます。
声も大きくて怒鳴っているようなかんじ。
言葉がわからないので、これだけでもちょっと怖いです。

「？△□←！？◎□！！！！！」
というかんじ。

自分自身を指差し、
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
と同じ言葉を叫び続け、しばらく考えて
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
うーんと唸って、隣に座り、目を見つめて
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」

いや、だからゴメン！わからん！ってば
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」
「？△□←！？◎□！！！！！」

２０分くらいやってんですけど・・・。
なんで、ここまでガムバるんだろ？通じないよ！

それは酔ってるからなんです。
もともとおしゃべりみたいですが・・・。
そして、このおじさん見た目超怖い！！というか危険な眼をしてるんです・・・。

ビンラディンだとかブッシュだとか言ったり、銃で撃つマネをしたりするんで、ちょっと怖くなってくるわけで・・・。

足元にはビール瓶が二本あるだけなんですが、どんどん酔いが回ってきてるようです。
「ブドー！」「タカダ！」
格闘技が人気なのか、みんな知ってるようでした。
最終的には「タカダ！」って呼ばれてました、ワタシ。

そして、柔道の真似事みたいなのに、つき合わされ、指を折られそうになる始末・・・。手加減ができないので、隣のおじさんも
「おい！！もうよせっ！！」と仲裁に入るほどでした・・・。

そして、停電・・・。
暗闇の中、しゃべり続けるオジサン。
というより、叫び続けるオジサン・・・。
時には、同じ単語だけを、数十回叫び続ける・・・。

「あー、もう黙ってくれ！！」

彼がベッドから立ち上がるたびに、恐怖が！！
盗まれる？首絞められる？ホモのオジサンだった？

隣の中国人のオジサンが耐えられなくなり、部屋を出て行ってしまった。
僕も隣の部屋に移動させてもらいました。
カザフ人のおじさんもひとり、移ってきました。

なんとか眠ることができましたが、最悪の夜でした・・・。

ゲロリステイ

現在、カザフのアルマティにいますが、モンゴルの記事が途中だったので、モンゴルの続きを紹介します。

モンゴル・ゴビ砂漠ツアーでは、ツアーの間の６泊は全てゲロリ（ゲルのことね）に留めてもらいました。
全体的に羊のにおいのするゲロリ。
ベッドも羊臭でしたが、しだいに気にならなくなりました・・・。
おそらく食べ物から何から何まで羊臭だったからでしょう・・・。

晩御飯は羊肉の入ったモンゴル風焼きソバやチャーハン、朝ごはんは羊臭のするクッキーやパンが多かったです。
期待していた馬乳酒は飲めませんでしたが、砂漠なのでラクダ乳酒は飲むことが出来ました。
舌にピリピリと刺激のある酸っぱいヨーグルトのような味でした。少し発泡しかけてます。

当然ですが、ゲロリステイにシャワーなんてものは無し！！
４泊目に滞在したダランザドガドという町で、シャワー屋さんに連れて行ってもらっただけです。
でも乾燥しているせいか、暑いんですが汗はそれほどかかないので、それほど苦になりませんでしたネ。

トイレは草原・・・。
草原の中に穴を掘って、小屋のようなモノや囲いを建ててあるトコがほとんどでした。
だんだんそういった便所も使わず、草原や砂漠でするようになりましたが・・・。

ゴビ砂漠の一角で打席に立ったときのことです。
ホームランを打った後、ケツを吹こうとした瞬間のことです。
自分のブツに指が刺さりました・・・。
「ぎゃああーっ！！」
という悲鳴はゴビ砂漠の風にかき消されましたが・・・。

貴重なバット（トイレットペーパー）で、指を必要以上に磨き上げる生ビ・・・。
草原や砂漠で打席に立つときは、打ったら１歩前に出て後方確認必要です。

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ワゴンをひたすら押す羽目に・・・。

現在、カザフのアルマティにいますが、モンゴルの記事が途中だったので、モンゴルの続きを紹介します。

６月２９日
ゴビ砂漠に出て３日目。
出発当初からエンジンのかかりが悪かったんですが、とうとうエンジンがかからなくなりました！！
しょうがないので押しがけっ！！
押すのは俺らだ！！
小雨のぱらつくゴビ砂漠でワゴンを押す押すっ！！

やっとこかかったエンジンは、残念ながらすぐ止まってしまう・・・。
ゴビ砂漠で遭難かしら？

なんとか直そうとガムバル運転手のロヤさん！！
悪戦苦闘しているところに、同系列のクルマが通りかかって、ドライバー二人がかりでエンジンとにらめっこ。
ジープに引っ張ってもらって、エンジンはかかるものの、すぐ止まってしまう・・・。
１時間以上たっただろうか？
なんか部品を交換したのかな？急にかかりが良くなり復活！！
行くどーぅいっ！！

ガンガン飛ばすロヤさん。
ガコーンっ！とガタぼこ道で跳ね上がった後、車が右にスライドして停止・・・。

「今度は何？」と外に下りると、右前輪があさっての方向を向いてました。


どうやら、両前輪を繋いで、舵を取っている棒が外れたようです・・・。
こんなことってあるんですかね？

でもロヤさんは、落ち着いていて１５分ほどで応急処置をして再出発しました。
まるで、以前にも何度もあったかのような対応でした・・・。

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モヒカンに初挑戦中

６月２９日
ゴビ砂漠の南の奥の果て、中国との間の山脈の手前に、東西に砂丘が伸びています。
砂丘と言えば、鳥取砂丘以来です。
天気はあいにく、曇り空。
黄金に輝く砂丘が見たかったんですが、残念・・・。

しょうがないので、持参した海パンに着替え、水中メガネをつけて、
砂丘の上で平泳ぎをするというワケのわからんことに挑戦しました・・・。
なんてこと無かったです・・・。

さらには、散髪！！旅仲間のSヘイさんと一緒にゴビ砂漠で五分刈り・・・。
なんだか勢いづいて、人生初のモヒカンにしちまいました！！
夕陽に照らされて、地肌が黄金に！！染まらず・・・。

風がハンパなく強く凍えたのでオススメできません・・・。

このブログに掲載した写真は友人に撮ってもらったものです。

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６月２９日
砂丘でのモヒカンツアーからゲロリ（ゲルのことです）への帰り道、
なにやら枯れ枝の塊のようなモノが、ボクの左前を転がっていった。

「む、何いまの？」
と、見てみると茶色のトゲトゲのボールが草の陰に・・・。

近づいてみると、草の中に隠れようとするボール。
「ワーっ！ハリネズミだっ！！」

すぐにみんなが集まってきて、囲んで覗き込む！
「おーっ！！おーっ！！」
カメラを草に突っ込んだり、草の外におびき出したり、
あの手この手で写真を撮ろうと悪戦苦闘・・・。

女友達「触れるかもしれない！」
生ビ「なにっ？！」

どーして、いきなりそんな結論に辿り着いたのか、サッパリわかんねーゾ・・・。
「触ってみたいっ！！」ってのが、他のなにより勝ってしまったんだろかね？

相変わらず、女の子の度胸と好奇心には驚かされるゼ・・・。

臆病者のワタシの中では、ハリネズミなんていったら、
全身凶器の恐ろしい動物っ！！
なんせ体中ハリなんだから！！
鉄壁のディフェンスかつ攻撃！！
「触るモノ皆ケガするゼっ！！」ですよ。
ヘタすりゃ、ハリの先から毒でも出てくるんじゃないかとまで思ってる始末・・・。
へタレにも程があるね・・・。

持ち上げようとする女友達と、遠巻きに囲んで棒で突くのが精一杯の男性陣・・・。
男達は逃がさないように囲みながらも、自分のほうに来ると
「うわっ！！」
なんてビビリまくり・・・。

そして、とうとう！！
捕獲っ！（女の子がね）


鉄壁のディフェンスが破れた！

すげーっ！！ハリネズミ持ち上げたっ！！
鉄壁のディフェンスを破ったっ！！
ハリの面目丸つぶれですよっ！コレはっ！

しかも、オマエ、腹の方はフッカフカのファーファじゃないですか！！
ハリなんか出して、強がっちゃってー。
でも触れない。怖くて・・・。
「油断させてガブっ！！」て、するようなカオじゃないけどねー。

こんな砂漠のど真ん中に住むハリネズミ君。
人間に見つけられたことなんかあるのかな？
それが、人間４人に囲まれて、
「なんだコイツー？！オラオラー。」
なんて棒で突かれたりして・・・。

終いには、鉄壁のディフェンス破られて、持ち上げられて、
見られてはいけないゾーンまで見られちゃって・・・。
とんでもない日になっちゃったね・・・。

あまりのストレスに寿命縮んじゃったかもナー・・・。

あまりのストレスで、円形脱毛症になっちゃったりしてネ・・・。

悪いけど、オレ見てみたいなー、円形脱毛症のハリネズミ。
マヌケだろーなー。

このブログで使用した写真は友達に頂いたものです。

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巣穴から外を覗うナキネズミ

６月３０日
ゴビ砂漠の砂丘から、この日はアイスバレーという雪が残るという山に向かう。
限りなく続く地平線に向かって、延々と進んでいくと急に目の前に谷が現れた。

我々の乗っているワゴンはその谷に降りていく・・・。
「わー、ロヤさーん！！」（運転手さんね）
ですよ。

道はタダの谷底・・・。
両側にそびえる山の合間を進んでいく！
ワゴン一台がやっと通れるような狭い谷の部分もギリギリで通っていく・・・。
すごいなー！！日本だったら通行禁止だよ。

このツアーは、草原に砂漠、山に崖とホントに変化に富む。
これで１日３０ドルいかないんだからお得です。

ツアー当初からも見かけましたが、このアイスバレーにはナキネズミがめちゃくちゃ生息してます。
「やべーっ！やべーっ！！」
って言って、慌てて巣穴に逃げ込むナキネズミのお尻をアチコチに見かけます。

息を殺して、気配を消して、ナキネズミが巣穴からカオを出すところを狙いました。
この写真の前足伸ばして、遠くを覗ってる様子が可愛くて好きです。

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親切なセクシーオジサンと

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６月３０日
ダランザドガドでリフレッシュ
１週間のゴビ砂漠爆走ツアー、宿泊は全てゲロリ（ゲルのことね）なので、
当然シャワー無し！電気無し！！
たまに、裸電球が１個下がっているゲロリもありますが・・・。

ウランバートルを出て４日目、ゴビ砂漠南部の主要都市ダランザドガドに到着！！
シャワー浴びよう！！ネットしよう！！町に出て酒飲もう！！

ホテルかゲストハウスにでも泊まるのかと思っていたんですが、到着したのはまたもゲロリ・・・。
シャワーもネットも無いよ・・・。
みんなデジカメのバッテリーが無くなっていたので、代わりばんこで充電だけしましたが・・・。

シャワーは、町に出て、有料シャワー屋さんで浴びました！！
いやー、爽快爽快！！

そして、ビール！！ビール！！
町を歩く人に、飯食うトココないかい？
すると、優しいモンゴル人のセクシー衣装のおじさんは、
「コッチコッチ」と先導して連れて行ってくれて！

セクシーおじさんの優しさに感謝ってことで、
「一緒に飲もうぜ！」と無理やり席に座らせちゃった・・・。

メニューもさっぱり分からないんですが、そこはモンゴル人の優しさ！
英語を話せる若者を連れてきたり、さらには日本語喋れるオネエサンを見つけてきたりと
お世話していただいたおかげで、美味しいビールを堪能してしまいました！！

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最高の家族と一緒に

現在キルギスのビシュケクにいますが、ブログではモンゴル旅行記を紹介しています。

７月１日
ダランザドガドでリフレッシュした次の日、このゴビ砂漠ツアーで最高の家族のゲロリ（ゲルのことね）にステイすることができました。

家族構成は良く分からないんですが、純粋でカワイらしい子供たちと、ちっちゃいヤギ、ネコのいる砂漠の家族です。

普段はこの家族が使っているであろうゲロリのひとつに泊めてもらいました。

S平さんと追い掛け回して、以外に簡単に捕まってしまったお茶目なコヤギ　ユキ。


晩御飯の後は、みんなで輪になってバレーボール！！
他に遊ぶこともないので、３時間くらいぶっ続けでやってました・・・。
ボクは３０分くらいでリタイヤしましたけど・・・。

S平さんとボクは、転がっていってしまったボールに、最高の笑顔で飛びつくタマ拾いの女の子に恋をしてしまいました・・。

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モンゴル相撲の力士と一緒に

現在キルギスのビシュケクにいますが、ブログではモンゴル旅行記を紹介しています。
７月２日
モンゴルのお祭りナーダム。
首都ウランバートルで行われる最大のナーダムは７月１１日からだそうで、旅の日程上諦めていた・・・。
が、昨日通り過ぎた村では、今日明日とナーダムだという！！

運転手のロヤさんにお願いして、少し引き返してもらって、半日だけナーダムを見物できることになりました！ラッチー！ラッチーっ！！

ナーダムの最大の見ものと言えば、モンゴル相撲！！
鍛え抜かれた男達が、爆笑モノのコミカルな衣装に身を包んで戦います！！


試合前のコミカルダンス

試合前には、両腕を大きく広げて、おケツを突き出すようなカンジで、ユラユラと踊ります。
試合は次々と進められていきます。
手のひらを着いてもいいというモンゴル相撲。土俵も無いので、日本の相撲とはだいぶ様子が違います。

引き技を使ったり、足を取ったりという攻撃が多いみたい。
ガリガリですが、相撲に少しばかり自信のある生ビ。
ヒザに爆弾を抱えてなければ（言い訳）、飛び入りで参加して、軽く転がしてやるとこですが・・・。


競馬に出場する少女

ナーダムのもう一つのメインイベントと言えば、子供たちによる競馬。
モンゴルのガキんちょ達は、馬の扱いに慣れまくり！！
お祭りなので、お菓子などを売る屋台が出てるんですが、その屋台の前に３，４人の少年達が馬で乗り付けてきます・・・。かっこいいぞ！！

子供達の競馬は超長距離。
スタートしてから、２、３時間経ったころ、砂漠の地平線に砂煙が上がってきます。
ロヤさん「馬が来る！！ゴールに見に行くよ！！」

今まで走ってたのね・・・。
中には、トボトボと歩いてゴールに向かう、ヨボヨボに疲れた馬を、びしびしムチで叩きまくる子供もいます。

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ゴビ砂漠爆走ツアーに参加した仲間達

現在キルギスのビシュケクにいますが、ブログではモンゴル旅行記を紹介しています。
７月３日
１週間のモンゴルゴビ砂漠爆走ツアーが終了した。
走っても走っても地平線、何度も何度も止まったクルマ、素朴な家族と過ごせるゲロリステイ、谷底を走って辿り着いた雪の残骸、馬にラクダ、モンゴル相撲、などなど。
盛りだくさんのツアーで大満足！！

首都ウランバートルでは、選挙後に大規模な暴動があったようですが、砂漠にいた僕らはバッチリモンゴルを楽しむことが出来ました。

モンゴルを後にした僕は、この後シルクロードをひたすら西に移動します！！

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車輪を交換する作業待ち

現在キルギスのビシュケクにいますが、ブログではモンゴル旅行記を紹介しています。
７月４日
ゴビツアーからウランバートルに戻った翌日、ウランバートルから北京へ向かう国際列車に乗り込む！！
北京まで３０時間。
暇との戦いだ！！

途中、天井の穴からモクモクと煙が噴出してくるハプニングがあったが、他にはコレといって何も無く・・・。
モクモク出てたのは、砂煙のようでした・・・。

ヒマだよー！ヒマだよー！と、中国側国境二連でビールを飲むことを楽しみにひたすら待つ。
モンゴルと中国とでレールの幅が違うらしく、国境の町で列車の車輪を交換しなくてはいけないそうなんです。その作業に３時間くらいかかるもんで、一旦休憩＆下車できるわけです。

と思ってたんですが・・・。
列車は客を乗せたままガレージへ入っちゃった・・・。

客を乗せたまま、前後に行ったり来たりして、「ガシャーンっ！！」と轟音を立てて、客車を切り離したり、なんだり・・・。
客を乗せたままやる作業だろうか？
結構ゆれるんで、危うくベッドから落ちそうになったり・・・。

結局、約３時間、ガシャーンっ！！ガシャーンっ！！に絶え続け、ビール無しで出発しました・・・。

北京に着いた翌日、硬座で２７時間。蘭州に向かいます。

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乗車率２００％！！

現在キルギスのビシュケクにいます。
７月６日
北京に着いた翌日、蘭州に向かう！地獄の硬座２７時間・・・。
北京に着いて、すぐに蘭州行きのキップを買いにいったんだけど、３日先までも硬臥（寝台）がない・・・。
しょうがないので翌日の硬座のチケットを購入。
もう二度と乗るまいと思っていた硬座。しかも２６時間予定（結局２７時間かかった）。

日曜日のせいか、駅の入り口の荷物検査から行列。改札で行列。電車の入り口で行列。席に着くまでも一苦労。
当然、ボクの席にはすでに人が座っていたので、どいてもらう。

ものすごい人だ！！９人が納まるトコに２０人が納まってる・・・。すごい圧迫感・・・。乗車率２００％。

夕方になり、隣の席でおっちゃん達が宴会を始めた・・・。
ボクも飲まされたけど、とんでもなく強い酒だ！！ノドが焼けたっ！！

そんなもんだから１時間もしないうちに、酔っ払い誕生！！
しかも２人のオヤジがひどいっ！！モンスター・・・。

日本人の私は、からまれまくり・・・。
ひとりは握手したまま２０分くらい、「始めまして！！」「日本トモダチ！！」などを大声で繰り返す・・・。

やっと、解放されたと思ったら、もう一人が、またひどい大声で
「バカヤロ！！」（自分にビンタして）
「ハイっ！！」（気をつけっ！！をして）
と繰り返す・・・。延々と・・・。

他の乗客は大笑い。
どうやら日本のドラマか何かを真似してるみたい・・・。
（この後、ウルムチのユースでこのドラマ見ました・・・。ひどいドラマでした・・・。）

しばらく、他の乗客にからんで戻ってくると、また同じことが・・・。最初は笑ってた乗客も、すでに呆れ気味。ダレも相手しない。ダレもオレを助けてくれない。

なんとか乗客が減ってきて、期待以上に眠れたんですが、次の日の朝、焼酎の瓶を持つ手で揺すって起こされた。
そして、酔っ払いおじさんに、寝起き焼酎を強要された・・・。

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ウルムチまでの硬臥３段式

現在キルギスのビシュケクにいます。
７月８日
蘭州に着いた翌日、今度は硬臥でウルムチに向かう。２０時間の列車の旅だ。
モンゴルのウランバートルから、北京、蘭州、ウルムチとひたすら移動！移動！移動！！

シルクロードを一緒に旅しようと約束していたトモダチと、ウルムチ集合だったんですが、間に合わず・・・。
なんとかビシュケクで合流できましたが、ウランバートルから連日の怒涛の移動でした・・・。

結局、蘭州では蘭州ラーメンと蘭州ビールを飲んだだけで、旅立つということになりました。
ちょび寄りしたかった、灼熱の町トルファンを跳び越して、ウルムチりました。

カザフビザの取得の間だけの滞在だったウルムチですが、麗江で出会った友達との再会を果たし、毎日通った屋台では毎晩、地元人と楽しく飲んじゃいました！！

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