
バガンの小さな村で会った子供たち
ミャンマー最大の観光名所、古都バガン。
何千もの仏塔が並ぶ風景は、一見の価値有りというトコロでしょうが、どちらかというと地元っこの生活が気になってしまう・・・。
チャリンコを借りて、古都散策!の途中に、近くにある小さな村に寄り道しました。
村の入り口でチャリンコを降りて、歩き始める。
50m程の道の両側に家が並んでいる。
その道の終わりを右に曲がるとさらに50m程の道が延びている。
チャリンコを降りたところから、興味をしめした子が一人近寄ってきた。
少し奥には、ビビり腰で逃げの姿勢に入る子供、家の入り口からこちらをのぞく子供も見える。
写真を撮りながら10分も歩いていると、がっちりと子供たちに囲まれて歩いていた。
中にはアメをおねだりする子もいるんですが、あいにく食べ物は持っていない・・・。
「そーだっ!!」
と、折り紙を取り出すと、大人気!!
「俺にも!」「ワタシにも!」と手が伸びてくる!!
気づいたら、オバちゃんやおばあちゃんまで手を伸ばしているゾ・・・。
キリが無いので、鶴を折って見せてあげることにした。
「何ができるのさ?」とじっと見つめる村人。
おケツから息を吹き込み、鶴のおなかが膨らんで完成すると、村人から歓声が上がる!!
そして、ワタシこそ、あの鶴をもらうんだという意気込みが眼に現れてくる。
のけぞりそうな程のプレッシャーを感じて、鶴を宙に放り投げると、「キャー!!」と手を伸ばす村人。
その隙に逃げるワタシ・・・。
しかし、鶴1羽で納得する子供たちではない・・・。
結局、子供たち一人ずつに鶴を折ってあげる羽目に・・・。
なんとか、子供たち自身に折らせてみようと、ゆっくり教えたものの、一人の男の子がヨレヨレの鶴を完成させただけでした。
バガンの仏塔の並ぶ景色も素晴らしかったけど、この素朴な村でミャンマ人と遊んだ時間も素敵でした。
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