このブログは、アルメニアの田舎の村タテブの記事です。

タテブ村での食生活
アルメニアの小さな村タテブには、食堂がない・・・。
食事を出してくれるトコはあるにはあるが、高い・・・。
小さな売店で売っているのは、お菓子や缶詰のみ、パンも売ってないのだ・・・。
そんなの知らなかったよぉい!!
どうしたもんか?と、窓の外を見ると、赤々と実ったリンゴたち。
この村では、どこの家でも庭でりんごを育てているようです。
コレしかないか・・・。
庭から収穫したリンゴは、甘みもあり、みずみずしくて美味しい!
同じく、庭で発見したブドウは、まだ完熟ではないようで、緑と紫の実が混じっている。
香りは、ブルーベリーのように甘くて強いけど、味は渋みが強く美味しくない・・・。
村人が収穫したばかりの胡桃の実をくれたが、残念ながら渋い・・・。
売店で買ったポップコーンとクッキーで、変化をつけ、リンゴ主食で行く作戦だ。

食事に誘ってくれた家族
村の高台のほうに散策に行くと、
「ハロー!ハロー!」と、呼びかけてくる子供達。
山を登っていく最中も「ハロー!ハロー!!」
高台で休憩して、村や谷の向こう側の山々を眺めている時も、「ハロー!ハロー!!」
と、飽きずに手を振っている。
ボチボチ、帰ろうと丘を折り始めると、また子供達が「ハロー!!」と寄ってくる。
「ハロー以外に無いのかいっ?」と思っていると、「まー、寄っていってよ!」というようなしぐさを繰り返す子供達。
家の庭に入れてもらうと、家族でテーブルを囲んで食事をしていたようです。

食事に誘ってくれた家族
「まー、座れ!!食え!食え!!飲め飲め!」
と、あっという間に、お食事に誘われちゃいました!
ナスと玉ねぎを炒めて練ったようなモノ、クレープのようなパン、チキンのケバブ、チーズと超豪華!!
「ありがとう!!ありがとう!!ぼく、ずっとリンゴしか食ってないんですっ!!」
当然、ウォッカまで頂いちゃうわけです。
子供達は、ボクを囲み、
「ジャッキーチェン?」
「いや、それは中国人」
「ブルースリー?」
「それも中国人」
「アチョー!!ハァー!アチョォー!!」
なんだか、すごい盛り上がっちゃって!!食べちゃって!!飲んじゃって!!うっかりうっかり。
お土産にリンゴを頂いた時は、一瞬ちゅうちょしましたけど・・・。
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